3DCG

大学の授業の課題で3DCGで1分のアニメーションを作ることになりました。そのことについて書きます。

今回の記事はかなり長いです。最初は途中途中で載せていこうと思ってたんですが、暇もなくて、課題も完成(一応)してしまったので、最初から最後までの課程を全部書いていきます(`・ω・´)


製作環境は、3ds maxです。



まずお題ですが、有名文学作品という決まりだったので、「不思議の国のアリス」にしました。理由はいろいろあって。


最初に言い訳させてもらうと、この課題制作期間が3日しかありませんでした。冬休み前に出されたものの冬休み中は学校のパソコンは使えないので、休みあけの3日間しか制作期間が無いという状況… ですので質の問題は置いといてください(;^ω^)
でも一応出来る限りのことはしました。ギリギリでした。



最初に何からしよう。ということで、まずは絵コンテを書きました。アニメーションを作る時には必ずやらなくちゃダメですね。自分でも考えていたことがブレるときがありますし。



次に、モデリング制作。気合を入れました。


白ウサギを最初に作り、そのあとは小物をたくさん制作しました!




見えているもので全てではありませんが殆どです。
トランプ、本、テーブル、鍵、お皿、ティーポット、キノコ、懐中時計…

作る前に紙に書いて決めたものをせっせと制作しました。
キノコが力作なんですヽ(・∀・)ノ笑



モデリングがひと通り終わったら次は、アニメーション
…の前に、空間作りが必要でした。
簡単に、山や川なんかを作ったり、部屋っぽいものを作ったり。ここには時間をかけませんでした。



アニメーションをつけるのが大変でした…。
なにせアニメーションの付け方は授業でほとんど教えてくれなかったのです(;´Д`)

1年生のときにストラタを使った経験があったのでそれを思い出しながらやったり…笑

3ds maxという良いものを使っているのに…




アニメーションと同時に考えていくことに、カット割りがあります。
1分といえど、カット割りの無い映像は無駄に長く感じるだけです。15秒のCMを4つも作れると考えたら、けっこうな量の情報を入れられますよね?


当初5カットにするつもりでしたが、やってみたら4カットでした。1カットどこいった。


カット毎にカメラを用意していきます。
カメラ=カットと僕は勝手に理解しています。(たぶん間違ってる)


ウサギなどのモデルにはそれぞれアニメーションをつけて動かしていきます。
さらに、カメラにも動きをつけていきます。定点カメラじゃつまらないですからね。

ウサギを追いかけるようにカメラを動かしました。




次のカットでは穴に落ちて物がたくさん通りすぎていくシーンを作りました。





よく考えたら、物だってアリスと一緒に落ちてい…(ry



ここが一番疲れましたね。小物一つ一つに全てアニメーションをつけたので。回転させたり。


カメラの動きにも凝りました。落ちてる風にするのがちょっと苦労した点です。




最後のカットも今までと同じようにアニメーションをつけていきます。



テーブルの上に鍵が載っています。テーブルをガラステーブル風にしたんですけど、脚の部分は(きっと)ポリゴンが多すぎて透明感が出ませんでした。心残り。。。
鍵ももっと光沢を出したかったです。

このシーンを作るとき、暗くなってしまっていたので、テーブルの自発光度を上げて無理やり明るくしました。こんなやりかたきっと違ってると思いますが一応w



全てのカットにアニメーションをつけ終えれば、あとはレンダリングと編集のみです。


レンダリングの設定には最初戸惑いました。

特にテクスチャなども複雑なものは使っていないので、1カット数分で終わりました。

レンダリングしてみると想像と違ったりするので、ここでまた修正等をしました。
予想以上に暗かったりしますね。


全てのカットをレンダリング終えたら、それをPremiere proにつっこんでつなげて編集して終わりです。

これで1分のアニメーションが完成しました。



3ds maxは難しいですね。慣れと勉強が必要です。
もっともっと使えるようになりたいです!





以上